群 馬 県 の 歌 枕
「歌枕」とは、古典和歌に詠まれた名所を意味する語である。群馬県の歌枕のうちの大部分は、『万葉集』の東歌に詠まれたものを踏襲したものだが、ここでは中古・中世の和歌を中心にして考えていきたい。
但し、予め言っておけば、それらの和歌からありありと情景を思い浮かべる事は不可能である。そもそも、実際に群馬を旅した歌人が多くいたはずもない。いや、実体験の有無に関わらず、古歌やその名称に触発されたイメージが類型的に詠まれるのが歌枕詠なのだ。観念化される事によって歌枕は成立する。その観念の様相を辿るのがこのコーナーの目的である。
猶、平安時代から江戸時代初期頃にかけて作られた歌枕書類で上野国の歌枕とされているものの一覧表を作成してみた。群馬県にあろうはずもない地名、現在では他県とされる地名等含まれているが、恣意的判断を加えずに掲げた。
佐野の舟橋 赤城 伊香保 碓氷 波己曽山 荒船 伊奈良沼 多胡の入野
地図の■印にマウスカーソルを乗せると地名が表示さ
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